最近、SDGs(持続可能な開発目標)が社会全体で注目を集めていますが、病院や施設でもその推進が求められています。特に、食事量が減少した方や食べられない方に対して提供される個包装の栄養補助食品の使用が増え、その結果、プラスチックごみ(以下「プラごみ」)も増加しています。
そこで、病院や厨房で実践できるプラごみ削減策の一つとして、栄養補助食品をMCTオイルに切り替える方法があります。MCTオイルを使用することで、ゼリータイプの栄養補助食品の容器やスプーン、ドリンクタイプのストローなどのプラごみを削減できます。具体的には、入院患者100名に対して、同じエネルギー量を栄養補助食品とMCTオイルで提供した場合、1年間でどれだけプラごみが減るのか試算してみました。
この試算から、個包装の栄養補助食品の場合は146kgのプラごみが出るのに対し、MCTオイルの場合は34.7kgと、大幅に削減できることがわかります。なんと、約7割ものプラごみを減らせるのです!
◆補助食品、MCTオイルの目安
-一般的な栄養補助食品1個は150kcal(容器重量4g)
- MCTオイル1gは9kcal、150kcalはMCTオイル16.7gに相当
◆栄養補助食品を使用した場合
- 100名に毎日1個の栄養補助食品を提供
- 年間のプラごみ量:4g × 100名 × 365日 = 146kg
◆ MCTオイルを使用した場合
- 100名に毎日16.7gのMCTオイルを提供
- ボトル1本(900g)は約53名分、1日あたり1.9本使用
- 年間のプラごみ量:50g × 1.9本 × 365日 = 34.7kg
さらに、栄養補助食品を使用すると、患者が食事を残した場合、下膳後に残飯と容器を分別する手間が発生し、業務負担が増えてしまいます。しかし、MCTオイルに変更することで、こうした分別作業を大幅にカットできます。これにより、プラごみの削減はもちろん、ごみ分別にかかる時間も削減できるのです。
MCTオイルの活用は、環境への配慮と業務効率の向上を同時に実現できる、まさに一石二鳥の解決策です。厨房から始めるプラごみ削減、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか?
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